実は先月から某高校へお邪魔して色々教えさせて頂いておりますが…
高校生の才能と可能性にとてもワクワクさせられています!!!!
メインとしてやっている講義の内容に対してはもちろん
講義の内容とは別に、個人的に描いた絵を見せてくれる生徒もいて
「こりゃ、教えたら相当伸びるぞ！」とビリビリ感じます！
ただ、惜しいのは…ここはせっかくなので
うちの教室に来てくれている他の学校の高校生の話も交えて
学校関係者に強く言いたい！
『学校の中で
その才能に気付くチャンスが少ない!!!!』
僕の教室では
「絵を描く事はスポーツに似ている」
と、教えています。
蔓延している誤解をいくつかあげると
・文化系の分野って、一度できるようになったらずっとできる
・体育系と違ってコーチなんか必要ない
・デッサンや美術だけやっとけば何でもできるようになる
…無理です!!!
絵だって、描き続けないとすぐ下手になってしまいます。
一人でやっていても間違った知識がクセとして身について取り返しがつかなくなります。
デッサンだけがめちゃくちゃうまい人に
マンガを描けと言っても描けません
イラストを描けと言っても描けません
アニメーション作れといっても作れません
（描けたとしても中途半端です）
スポーツ全部で考えなくても
陸上競技に絞ってもいいです。
デッサンは長距離走だとして
マンガは話も絵も考えて短めの時間で人を楽しませる中距離
イラストは一目で魅力を伝える短距離
アニメーションは色も音もタイミングも管理する「パルクール」
他にも砲丸投げ、やり投げ、円盤投げ、高跳び、幅跳び…
『陸上競技』だけでもいっぱいあってそれぞれ得意苦手がある！
『絵』なんて広い範囲を凄く小さな物として見ていませんでしょうか？
今回お邪魔させて頂いている高校では
そのそれぞれの才能をすでにハッキリと見させて頂いています。
僕はこのチャンスを生徒に与えたいと動いて下さった先生方の期待以上に
この子達に自分の才能に気付いて貰えるように
指導の中で大事な事を伝えていきたいと思います。
もしこれを読んで頂いている方の中に
教育関係の職場で働く方がいらっしゃったら
是非一度、美術部や絵に興味を持っている子達にも
目を向けて、耳を傾けてみては頂けないでしょうか？
その時、もしその子に才能や可能性を感じたら
その子達がその才能に気付く環境を
一度試験的にでも作ってみて頂けたらありがたいです。
●○●○
『デッサン力』については
ウチの教室でも、絵を使うほとんどの分野で必要！と教えています。
ただその力を使う先（目標ややりたい事）がなければ何にも繋げる事ができません。
その先に気付くキッカケになれるなら
是非、僕にお声掛けください！
（もちろん僕じゃなくても、是非チャンスを作ってあげて下さい）
最後に
逆に学生でこの記事を読んでいて同じように困っていたら
是非自分から学校の先生に話してみてください。
今回のように、動いて下さる先生方がいらっしゃるかも知れません。
自分の才能を自分で開花させて
しっかりと自分で自分の人生を描いていってみてくださいね☆